今日はニューカレドニアの離島「リフー」に行った時のことお話ししようと思います。
98年の年末から99年の年始にかけてですからもう5年以上の月日が経ってしまいました。
当時のメモを読み返してみると、色々細かいことはあったようですが、記憶の中では楽しかった事だけが
思い出されるものです。
それでは参りましょうか、ヌーベル カレドニィの世界に。

私がニューカレドニアに行こうと思ったのは、タヒチ、フィジーは行ったけど、南太平洋の3大楽園の
残り1つを訪れたことがなくずっとあこがれていたからです。
タヒチは私にとって特別な存在ですが、ニューカレドニアもフランス領でおしゃれな感じがして
良さそうだなと思っていました。

本島と離島両方ある場所では、海の綺麗さを考えると迷わず離島滞在になりますが、ニューカレドニアには
大きく4つの離島があります。
1つは本島からも近くて日帰りツアーの方が多いのではというイル・デ・パン(イルはアイランドで、デはofで
パンはパイン(松)で日本語だと松島となりますが、昔この島を訪れたクック船長が南洋杉を松と間違えてこう
呼んだのが始まりということらしいです)、それから映画化もされた森村桂の有名な小説「天国に一番近い島」の
舞台になったウベア島、それからTVでジュゴンがいる海ということで紹介されていたマレ島(その番組の時の
海の色はとても印象的で今でもこの目で見たいと思わせるようなものでした)、そして最後はウチが行った
リフー島です。

それぞれいいところ、ここはちょっとというところ両方あり、そのときはダイビング事情を優先してリフーに
決めました。
そして98年の年末、真冬の日本を抜け出して、真夏の南太平洋へと向かったのでした。



夜の9時頃の便で一直線にニューカレドニアへ。
着いたのは向こうの時間で朝の7時前。
いったんヌーメアのお隣の街のアンスバータにある現地旅行会社の事務所へ行きました。
着いたのはもう8時をだいぶまわっていました。
そこで少し説明を聞き午後2時半集合ということで一旦解散。

先ずは、初めて家に連れてこられた子犬のように、近いところからクンクンと探索を開始。
最初に近くの銀行で両替をし、近くの公園を散歩したり、もう少し先のパールビーチショッピングセンター
というところを少し見たり、途中で雑誌に紹介されていたお店のオススメのカプチーノを飲んだりしました。
少し慣れてきたのでもう少し足を伸ばそうということになりもう一つのショッピングセンターを目指すことに
しました。

海岸沿いを歩くとウインドサーフィンのセールが並べてあったり、


あの門みたいなのは何だろうと思っていたら海から上がってきた人を見てシャワーだと分かったり、


ポツンとハンバーガーとかの軽食が食べられる掘っ立て小屋みたいなお店が現れ、
お腹も空いたからハンバーガーを食べて


どんどん海沿いに歩いていくと南の景色に似合うボディカラーのおしゃれなフランス車が行き交い、


コーラの缶の形の屋根がちょっと面白かったり


よそのホテルを覗いてみたら結構いい雰囲気だったり


なんかいい感じのホテルがあると思ったら、以前からツアーを調べるとよく出てくる
「Le Surf NOVOTEL」なんだ、と妙に納得したり


のどが渇いたからちょっとスタンドでジュースを飲んだり




変わった毛色のワンコを見つけたからついついさわったり


汽車の形をした観光用の車がいたり


時間があればゆっくり市内観光も楽しそうだけど時間が無いから残念。
そういえば日本語が書いてある、なんて思ったり




そういうのを楽しみながら歩いていきました。

目的のショッピングセンターは思ったより遠くて、ショッピングセンターに着くともう昼過ぎで店は
殆ど閉まっていました
開くのを待っていると集合時間に遅れそうだったので、諦めて今度はバスで旅行会社の近くまで戻り,
いよいよ目的地のリフーへ15:30のエアカレドニアで向かったのでした。
初めての場所での旅のスタートは期待がいっぱい。