今回の旅行は陸中心で、しかも今まで見たことのない風景が見たくて、クック諸島はどうだろうと
6月にある旅行会社さんに見積もりを取ったら思わず目が飛び出て落ちそうになったので諦め、
他に何とか手の伸ばせば届きそうな所でそういう所はないかなと思っていた時、
急に、そうだ、「ジュゴンの来る海」と「天国に一番近い島」には前々から行ってみたかったんだ!
ということを思い出し、一度落ちかけた目の中にネットでたまたま見かけたメルシーツアーさんが
飛び込んできたので電話で問い合わせたら、とんとん拍子に進んでしまい、
何となくお願いするものだという流れになってしまいました。

しばらく何もありませんでしたが、9月に最初の担当の方から「退社します」というメールがきて、
ちょっと不安になりましたが、その短い引き継ぎメールの最後にあった
「○○様のご旅行が一生の思い出に残るものとなりますように お祈りしております。」
という新婚旅行の時以外使わないような言葉にちょっと大袈裟な感じはしましたが
そういうことが書ける人がいる旅行会社さんなら大丈夫かなと思い、
引き続きお願いすることにしました。
その後の担当のたか、じゃなくて、かたもクイックで丁寧なレスでよかったです。

現地での旅行会社はBLUE WHITE TOURSさんでした。
8年前にリフー島に行った時は別の現地会社でしたが
あまりいい印象は残ってなくて、今回も特に期待はしていませんでしたが
他のいくつかの会社がバスでの団体移動に対し、こちらはベンツのEクラスで
我が家だけのマンツーで、
しかも迎えに来て下さった岩本さんはニューカレドニア在住23年という
大ベテランで、物腰も柔らかく、説明もとても丁寧で、
天気もいいし最初から気持ちいいスタートとなったのでありました。



成田を前日の夜の9時頃のほゞ最終便という時間に出て、9時間弱で
翌朝8時前にヌーメアの国際空港に到着。
航空会社は「Aircalin」。
「エアカリン」とは読まず「エアカラン」と読みます。
Air Caledonia International」の略だから「エアカラン」か
うんうん、そうだね、そうだね・・・
って、そうかよ!と突っ込みたくはなりますが。

この飛行機はエアバスでシートは2席+4席+2席なので、
ボーイング747みたいに窓側が3席あると窓際2席で座るとトイレに行く時に
夜間飛行の場合、知らない人をたたき起こしてはまたいで行く
という気兼ねが要らないところがいいです。
もっともパリから日本経由でニューカレドニアに行くフランス人が
窓側はほゞ押さえていましたので、成田一番乗りの我が家も
内側の4席の列でした。
帰りも窓際はほゞフランス人が占拠していましたので
予約の時にリクエストしないと窓側はダメなのかもしれません。



うーん、雲一つ無い快晴で気持ちいい!
前回も天気は悪くはなかったけど、今回みたいによくはなかったから
やはりうれしい。




到着して、空港で取り敢えず2万円だけ両替。
基本的に現金はあまり使うことはないだろうと思ったが、結果としては全然足りませんでした。
旅行期間全体としては最終的には6万円両替し
千円も残りませんでした。
何しろ物価が異常に高い。
思わず目を剥くくらい高いと思うことは数知れず。
円安だから余計に堪えます。

と、まあ、着いた時は分からず旅は始まりました。


まず、帰りに1泊する予定のホテル「Le Pacific」まで行き、大きな荷物を預かってもらい、
それから身軽になって取り敢えず外に出ることにしました。

このホテルは「NOUVATA PARK HOTEL」と同じ敷地にあって、レセプションは共通で、
出入り口も基本的に「NOUVATA PARK HOTEL」と書いてあって
「Le Pacific」という文字はなかなか見つからないといった造りでした。



こちら側が玄関ですが、海と反対側で、この建物の向こうにプールがあり、
その向こう側の建物の方から出るとそこは海岸通りです。




プールは結構広くて椰子の生え方もいい感じ。
正面の建物がレセプションのある棟の向かい側の建物で
あの向こうが海岸通りです。




今回最初に目に付いたのは、火炎樹を始め、樹に咲く花が
あちらこちらで咲き誇っていたことでした。
いい匂いのするプルメリアも各色取り揃えてやまほど咲いていて
それだけでうれしくなるようでした。




これがレセプションのある棟です。
いいかんじ。


ホテルを10時過ぎに出て、取り敢えずビーチ沿いに出てみることにしました。




咲き誇る木々の花々を楽しみながらホテルを抜け出しビーチ沿いに向かいます。




ビーチと反対側の正面玄関からぐるっと回ってビーチ沿いへ。




左手のピンクのホテルが「NOUVATA PARK HOTEL」です。




コーナーに見える看板。
名前がいい。




手前のレストランは以前来た時も入ったお店。
やはりロケーションのせいかな。




南のリゾートらしくていいかんじ。




ちょっと歩いてみたところからの風景です。




ホテルからビーチへ向かう途中にはこんな立派な火炎樹がありました。




鳥たちもたくさんいます。




上のエリアのお土産やさんが何軒かコの字形に並んでいるところです。
ベトナム料理のお店もあり、中華風の味を他と比べると比較的安く食べられるようです。




ビーチ沿いのこれはベンチも置いてないけど何用なんだろう。




こんなかんじ。




ビーチの風景。
前回の印象よりきれいなビーチに感激。

日本人6人分(除.私^^;)幅の3人組がのんびりおしゃべりをしていたり^^して
とーってものんびりしたかんじ。

向こうには数年前に出来たという水上レストランが見えます。




ビーチに出てみました。




おばちゃんがのんびりしながらマンゴーを食べていました。
相棒と「美味しそうだね」と話していたら
よほど欲しそうに見えたのか一つ分けてくれました^^
マレ島に渡ってから食べてみましたが
とっても甘かったです。




ビーチ沿いの所どころにあるこれはシャワー。




屋台もちょっとおしゃれ
でも、とっても時間がかかっていそうでした^^
そういうところものんびりしていました。




ビーチにはカモメの姿も。
向こうにはヨットが浮かんでいました。




10羽以上の群れでいました。
あれ?ビーチにいる一番右のだけ何か違う感じ。




とおもったら、大きさは一人前なのに羽がまだ産毛混じりのひな鳥でした^^




そのまま歩いて行こうかと思いましたが、ちょっと腹ごしらえをと
引き返しました。




天気もいいので時間がもったいないから軽く食べることにしました。




二人で1本で十分でした。




ニューカレドニアで見かける白人は同じフランス領のタヒチで見かける白人より
気さくな感じの人が多かった気がしました。
気のせいでしょうか。




「ああっ、お母さんが!」
と千尋は叫んだ・・・・


(Part2へ続く)
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