<2002年12月29日〜31日>

朝7時半過ぎにホテルにダイビングショップ「ダウンアンダーダイブ」がピックアップに来てくれて、マイクロバスに乗って
港まで行き、そこからスーパーキャットという名前の中型の高速ボートで、グレートバリアリーフの、ケアンズから遙か
沖合に停泊している大きい母船まで行きます。
















そういえば、船の名前にキャットという名前がついているのが時々ありましたが、船を猫にたとえる習慣があるので
しょうか。
その猫に乗って2時間か2時間半くらいすると母船が見えてきます。
実は日本を出るときから風邪が悪くなってきて、母船まで行く間もどんどん具合が悪くなって、熱っぽくなってきた
ので、この頃からしばらくはぼんやりとした記憶なのです。

その日、午後から母船に乗りかえ、さっそくダイビングするようでしたがもう潜れるような状態じゃなかったのでパス。

部屋は1泊一人2000円ちょっと追加料金を払って、つまり2人で1泊5千円近く追加してダブルの部屋にして
もらったのですが、それでもかなり狭かったです。
冷房が寒いと聞いていましたが、その部屋は逆に暑くて、風邪ひきの私には却って助かりました。
ただ、部屋は機関室に近くて、厨房の横でもあって、油の匂いとか、いろんな匂いがムンときて、部屋にこもって
いるとそれが辛かったです。

その日は薬を飲みながら、ベッドで暖かくしてぐったりしていて、夕食だけ食べに食堂へ行ったら、その食事が
「・・・・・」で、ただでさえ食欲無いのに、更になくなってしまいました。
そんな調子で、第2日目、3日目、4日目と同じ感じでぐったりしていました。
その3日間は本当に久しぶりにたくさん寝ました。日本では休みの日もそんなには寝ませんので。

大晦日の夜になって、少し食欲が出てきたから、新年からは潜ってみようかという気になりました。
せっかくここまで来て、寝てばかりじゃもったいないから。



<2003年1月1日>

新年あけましておめでとうということで、いつもは朝食前に1本潜るスケジュールですが、新年初日はゆっくりで、
おかげで体調もその間にすこしずつ回復してきて、朝食後に潜ってみたらなんとか耳も抜けて潜れました。
その日は結局夜まで4本潜ることができました。
疲れたらまた熱っぽくなりましたが、快復過程だったから、なんとか持ちこたえられました。
これが送迎用の高速ボート
スーパーキャット。
これが毎日ケアンズと母船とを
往復しています。
これが母船。
何だか難民船みたいですが
実際はちゃんとしたそこそこ大きい船です。
ダイビングの時は手前に見える
階段から海に下りていきます。
舳先には交代制で
見張りがいる
潜行するときに彼に向かって
OKサインを出してから
潜行します。
これは食堂。
壁に掛かっている絵が結構
お気に入り。
街のギャラリーでも売ってました
(ダイビングについてご質問あればこちらまで)