2006年4月1日(土)    西伊豆 那珂川お花見
よもやま写真館


西伊豆の松崎町から東に向かって那珂川沿いの道を上流へ。
取り敢えず目的エリアの一番奥のあたりまで行ってみた。
まだ朝の6時半頃だった。




先ずは車を停めた近くを川沿いに散策。
スローシャッターで水面の乱れを綿のようにしてみた。




行く前からここはもう散りかけという情報だったが・・・・・
その通りだった




でも、のんびりした雰囲気でいいかんじ。




白い花って、意外と少ないものだ。




サギがいると教えられ少しずつ近づいていったら
あと一歩の所で飛び立ってしまった。




また下流へ戻りブラブラしたあたりはこんな感じ。




菜の花にはまだ朝露がついていた。





段々日も差し、空も明るくなってきた。




春はこういう「朧」な感じがいい。




風も少なくて穏やかな朝だった。




野に咲く花を見ていると時々面白いのがある。
この薄紫が花だと思うが、どっから生えとん?形は決まっとんの?
と思うような状態だった(笑)




一度駐車場に戻ると、車にコーギーがつながれていた。
かわいいっ!




つい座り込んで勝手にだっこしてしまった。
よく見たら車を背もたれにしてた!^^;
しばらく遊んでいると飼い主さんが戻ってきて
まだ7ヶ月で、ランちゃんと教えてくれた。
今日は結婚式の撮影とのことだった。




少ししてから駐車場の近くの花畑を撮りに行ったら、
さっきのランちゃんがお花畑を走り回っていた。
その花畑のあぜ道にはプロのカメラマン風の人が
三脚を構え、ランちゃんがちゃんとおさまるタイミングを待っていた。




しかし、走る!走る!




おしりも、もこもこさせながら走る!走る!




しばらくしたら飼い主さんに捕まって、お前さんは今日はこういう格好で
いい子にしていないといけないよと、
お花畑で待っている花嫁さんの所へ連れて行かれてた。




でもやっぱり走る、走る!




花嫁さんも苦労していたみたいだった(笑)
ちゃんと撮れたのだろうか?




お花畑には色とりどりの花がいっぱい咲いていた。
この時期田んぼを花畑として観光の目玉にしているみたいだ。




紫の花も所々に。




あまりたくさん花があると、何となく撮ると散漫になってしまうから
ワンポイントになる花を見つけては色々撮っていた。




バックのぼかし方もいろいろ。




全体の様子はこんな感じ。




ブルーが好きなのでバックもブルーがたくさん入るような場所を選んだ。




道端で果物を売っていたおばさん。
デコポンを買ってから、試食でもデコポンともう一種類食べさせてくれた。
普通、買ってからわざわざ切ってくれることはないと思うけど、
優しそうないい人だった。




縁が白くて面白いと思った。
目玉焼きを連想した^^




この辺りがブルーがたくさんあって好きだった。




ワンポイント入れてみた。




そうだ、桜、桜!
桜撮りに来たんだ




のどか〜




春〜ってかんじ




お、カヌーなんかが通るんだ




左のわんこを触らせてもらって、しばらく歩いていたら
他のわんこと挨拶中だった。




またしばらくブラブラしていたら、さっきのわんこが泳いでいた。
やっぱりレトリーバーは水が好きなんだ〜
と思ったら、もう一匹の黒い方は好きじゃないみたいだった^^




水は澄んでいた。
日本ではあたりまえかもしれないが、南の国では珍しい。




桜色と緑が交互になっているのもきれいだと思った。
緑がきれいな緑だったからかも。




山腹にもたくさん桜が咲いていた。




雑誌で紹介されたらしいおしゃれな佇まいのイタリアンレストラン。
なのにあの準備中と書いた工事中みたいな看板は違和感があった。
もうすぐ開店だろうから、そうしたらあのちゃっちぃ看板も無くなるだろうと
うだうだ待っていたら11時半過ぎに店の人が出てきた。
「お、やっとあの看板をどかしてくれる」と思ったら
看板をくるっと回した。
すると「赤地」に「準備中」が「青地」に「営業中」変わった・・・・
がっかりだよっ!」(桜塚やっくんは知ってますか?^^)




その隣には「足湯」というものがあった。





無料で利用出来る。
が、裏からもこういう状況なので普通に入ってこれるが、
「足を洗ってからお入り下さい」と入口の注意書きに書いてあるのに、
そっちからだと何の注意書きもないから、かまわずそのまま入ってしまったり、
ストッキングのまま入っちゃってるおばさんもいた。
「おい、それはあかんやろう!」と突っ込みたくなる。もちろん足ではない。




昨日、こういうところを歩いている夢を見ました
みたいな^^




つくしだ!
春だなあ




何かで倒れてしまった大樹が根元の方で切られていた。




でも、そうなっても新しい枝は生えてきて花を咲かせていた。
樹の生命力の強さを感じた。




野鳥も時々みかけた。
この頭の丸みがなんだかかわいい。
木彫りの鳥みたいで、頭を撫で撫でしたくなるかんじ^^




同じ種類でも色合いが色々できれいだった。




チュ−リップも同系色




今度は、また上流に戻って「花の三聖苑」という道の駅にいってみた。




なんだ、これ?





と思ったら、隣の建物は温泉だった。

この温泉と食事処・お土産屋さんと、あと何があったかなというくらいで
なんだあと思いつつ、裏に続く通路を行くと、小川が流れていて
そこは散歩コースになっていた。




橋の所に野菜とか果物を売っている車がいて、そこの看板犬がこの子。
とっても穏やかで可愛い顔をしているが、やんちゃとのこと。
観光客にも人気者だった。




いいなと思ったら撮る。




この色のバックは無かったなあと撮る




蝶が菜の花に。
でも、このモンシロチョウ?なんか少し違う気がする。
こんなに羽の葉脈みたいなのがくっきりしているのもだったかなあ。




自然の状態で見る方が楽しく感じる。
これも本当に繊細な色合いでとてもきれいだった。




まだオレンジの類がけっこう盛りなんだとびっくり。




と思ったら、左のはレモンだった。
そうか、レモンもこうやってオレンジ系とおなじように並んでいたりするんだ。
気が付かなかった。




夏だったら絶対川に入ろうと思うだろうなあ。




花びら同士がこんなに離れているのって珍しい気がする。




川沿いの草むらに何か見慣れないものが生えてる




もう少し近づいてみると




こんなのがあった。
面白い形。
かずら系?
仲間には食虫植物とかもありそうな形。
何か傘を差しているようだ。
一本だけ伸びた蔓も不思議。




これはつぼみかなあ。
不思議、不思議
面白い




上下の色のコントラストが目立った。




今度は一瞬蛾が集まってとまっているのかと
ドキッとしたら




こういう植物だった。
真ん中のは花かなあ?
「これでも満開ですから」って言うのかな^^




「大沢荘 露天風呂」と書いてあった。
いいところにある。




お、ここにもサギが。
モルディブでみるのと全く同じ姿勢でエサを獲るタイミングを待つ。
いつもエメラルドグリーンの水との組み合わせばかりだから
こういう場所にいるのを見るのが新鮮。




うん、きれいきれい。




今度はヤギが。
サプライズだなあ^^
「ヤギと桜」
うーん、いいタイトルとは思えん。
子供達からそのへんに生えている草をもらって
それでもうれしそう。




わんこもちょうどいい頭乗せ場をみつけて気持ちよさそうにお昼寝。




鳥たちも忙しそうに飛び回っていた




こんなに白っぽい桜もあるんだと思ったら
スモモとのことだった。
そうだったんだ。


と、ここでそろそろ小金崎で夕陽を撮るために引き上げることにした。




しかし、夕方にかけて天気も下り坂で、夕陽のゆの字も見られず
そのまんま暗くなってしまったので、ちょっとあった夜桜だけ撮ってから
「そうだ、東伊豆に夜桜が見られそうな所が有った気がする!」と
思いつきで伊豆半島を横断して東伊豆へ急行。




と思ったら(よくあるパターン^^;)途中に急に大きなしだれ桜が見えたので
緊急停車
みごとなしだれ夜桜。
ありがとう!(って、誰にだ?)




風が殆ど無かったので普通だったら諦めてしまうこんな写真も撮れた。
ありがとう!(って、だから誰にだって?)




ごらん、あれが伊東の灯だよ・・・
って・・・・
でも、海面もこんなに静かで、街の灯りの反射がきれいだった。


東伊豆では夜桜は見られなかったが、本当におだやかな春の一日を満喫してきました。



去年、一昨年は近所の三ツ沢公園での花見だったから、今年は足を伸ばしてみようと伊豆まで行った。
公園という環境ではなく、もっと自然に近い環境で見たかったので川沿いの場所を探して行ってみた。