ポートダグラスはケアンズから北に６０�q以上離れたところにあるリゾートタウンです。

ケアンズからキャプテンクックハイウェイを北に向かい、その道からポートダグラスの看板を右（海方向）に
曲がると、もうそこからはポートダグラスの世界です。




緑たっぷりの気持ちいい道を、ラディソン、リッジス、シェラトンミラージュときれいなホテルを
通り過ぎて行くと、もうすぐポートダグラスの中心地です。
左に行くとマリーナが、まっすぐ行くとコンドミニアムが集まっているエリアです。

街といっても、実質マリーナとマクロッサンストリートという通りとそのごくごく近辺にだけお店があり、
後は多分別荘として使っているプラーべートハウスと、コンドミニアム、アパートメントが
高級別荘地のように並んでいます。
マクロッサンストリートといっても、お店があるのはほんの３００ｍくらいなものです。
お店もおみやげ屋さんが並んでいるというより、飲食できる店が並んでいるというかんじです。
ホテル形式でない宿が多いので外食することが多くなるせいでしょうか。

今回私達が滞在したのは、マリーナに近い所ということで、「アウトリガー　ヘリテージ」という
コンドミニアムに泊まりました。

到着したレセプション側の通りはだだっ広くて人も車も時々しか通らなさそうな素朴な感じでしたが
反対側の出入り口を出ると、そこはマクロッサンストリートのど真ん中で、とても便利でした。
マクロッサン側から見ると間口の狭い小さな宿ですが、奥はもっと広くなっていました。
２年前にケアンズから日帰りで行った時の写真を見たら撮ってありました。
その時はコンドミニアムというもの自体が分かっていなかったので、ただ建物の色だけで撮った
ようです。


そして２年が過ぎ、再びやってきましたポートダグラス！
今回は久々の長期で、ほぼ１１日間ありましたが、天候にはあまり恵まれませんでした。

予定を入れてあったのは４日だけで、後は様子を見ながらと思っていましたが、毎日毎日冴えない天気が続き
予定を立てようにも立てられずイライラしました。
これでは高い料金払ってツアーに参加してももったいないだけだし、もともと自由行動が好きなので
３１日にホテルの裏のレンタカー屋さんに様子を聞きに行き、翌日からＯＫという返事をもらい、
翌朝起きてみるといい天気だったので、それっとばかりに借りに行きました。
そこからが本来のパターンとなりました。
車を走らせ、気に入った風景があると停まっては撮影。
初めて見る景色、初めて見る生き物達に感動しながらオーストラリアを少しずつ少しずつ
味わってきました。
それらをこれからご紹介します。

弊サイトをご覧になった方はお分かりだと思いますが、私は写真が趣味なので、どうしてもただ情報を伝えるだけの
紹介はできません。
それぞれの写真に思い入れがあります。（無いのもありますが＾＾；）

いつもは、きれいなサンゴの海が身近にあり、一目できれいだと思う景色がある、いかにも南の海と島という所に
行くことが多く、こういう大陸に行くことは滅多にありませんから、どういう風に何を撮れば「RAKUEN」らしい
写真が撮れるかは殆どイメージがありませんでした。

前回のケアンズの時ははなからそういう写真を撮ることは諦めていましたが、今回は前回ちょっとだけ足を踏み入れた
ポートダグラスを起点にするということで、前回よりかなり気合いだけは入っていました。
しかし天気に恵まれず本当にイライラしました。
そういう中で、僅かな日照時間と闘いながら全速・全力で撮影した中からその一部をご紹介します。

最初の方で紹介する街中の気持ちいい天気の時の写真の半分くらいは、帰る日の朝のほんの１時間がなければ、
残すことはできませんでした。
夕焼けの写真が無いのは、毎日狙っていましたが１１日間一度も焼けなかったからです。
オーストラリア東海岸ですので、午前中は海方向は逆光・斜光で写真はきれいに撮れませんから、海を撮るなら
昼から３時くらいだけが撮影タイムです。その間にあの広大な大陸を移動しながら気に入った風景を探して、
車から降りて撮るということをしなくては撮れません。
じゃあ、午前中は何を撮ろうかということも悩みながら組み立てを考えていました。
当然天気がいい日はお昼を食べるなどという時間の余裕は全くありません。
これはいつもバディに迷惑をかけて申し訳ないと思っています。
でも、そのおかげで、ずっと天気が良ければもっとずっとたくさんのRAKUENのシーンを残せたとは思いますが、
今回いつもとは違う「RAKUEN」をご紹介できると思います。