序章 1999年12月
序章 1999年12月
奄美大島は大島紬で有名な鹿児島県に属する大きな島です。
沖縄本島ほどではありませんが、地図で見て九州以南の島々で2番目に大きい島です。
空港は島の北部にあり、その近くに笠利湾があります。
倉崎海岸は笠利湾の一部です。
そこに「テトラマリン」というホテル・ダイビングショップがありました。
今は経営が替わり「ネイティブシー奄美」という名前です。
テトラマリン時代に4回、ネイティブシー奄美になってから1回お邪魔しました。
その時の記録を引っ張り出してご紹介します。

ダイビングはもっぱらバディとセルフでビーチダイビングを楽しみました。
行き当たりばったりのダイビングでしたが、浅いし、流れもなく安心してのんびりできたのが
とても良かったです。

初めての奄美は日程も短く、勝手も分からず、あっという間に終わってしまいました。
帰る日はレンタカーを借りて海岸巡りをしましたが天気がイマイチで残念でした。
シモフリタナバタウオはほんの何回かしか見たことがない。
場所によっては1ダイブで何匹も何匹も見られることもあるらしいが、
一度でいいから飽きるほど見てみたいものだ。
ガンガゼエビ
どうもこういうものは何でも「カクレ」という言葉をつけると、らしく聞こえるが
これはガンガゼカクレエビとは別種だ。
トリュオニというかマダライロウミウシまたはチータウミウシ
この種ではこうして後ろが追従して長〜くなっている写真を時々見るが
他の種ではそういえばそんなに多くない気がする。
これはウミウシ食いの種ではないと思うが。
右のも交接ならお互いの向きが同じというところがどうも・・・。
これから交接の体勢になるのだろうか。
地味な場所の住民だが、よく見るとなかなかきれいだ
この子にもあの子にも特に悪いことはした覚えはないのに、
この時のキスジカンテンは両方とも触覚が完全に見えなかった。
一見大して動かないような素振りなくせに、いざ近寄ろうとすると
ススッ、ススッと一定の距離を置きながら移動していく。
こなクソっとばかりに距離を詰めてカシャッ。
ヘンっだ
「さあ、向こうには輝かしい未来が!」
というタイトルはどうですか?
伸びる伸びる。
あっ、伸びているところにも柄が。
面白いなあ、自然の造形は。
キャラメルウミウシかぁ。
なるほどなぁ。
エビは好きだ。何故かは分からない。
前世がエビだったのかもしれないし、
エビを好物としていた生き物だったのかもしれない
序章 1999年12月
帰りの便は夜なので、レンタカーを借りてガイドブックに載っている海岸を廻ってみた。
晴れ間も一瞬で、殆ど写真は撮れませんでしたが、その中から3枚ほどご紹介します。
岩の間の奥に広がっている砂地は
波も弱まり穏やかだった
きれいな蝶だと思ってシャッターチャンスを追い続けた。
ようやくいい所にとまってくれた。すかさず・・
本当にハイビスカスは南の花だなあと思う
見ているだけで嬉しくなる。
ネコジタウミウシかコネコウミウシだと思う。
小さいがもともとそういう種で稀種のようだ
コモンウミウシ。相模湾ではそれこそコモン(普通)らしいが、奄美ではどうなのだろう
あまり質感に好感がもてないのは何故だろう・・・。
脂肪のかたまり・・・・